テレワークやデスクワークで肩こりがつらい方に対するからだに優しい座り方です。

座り方を直せば肩こりが減るかも

デスクワークをしている方は、仕事で1日に8時間程度すわっていることになります。毎日長時間の姿勢で、徐々にカラダに負担がかかっています。

現在は、痛みや不調がなくても知らないうちにカラダに負担がかかっている場合があります。

そして、今すでに肩こりや腰の痛みがある方は、少しずつカラダに負担がかかって出てきた痛みやコリです。

マッサージや鍼などで一時的にカラダが楽になったとしても今まで同じ生活をしていると同じ痛みやコリは必ず起こります。

今の仕事の内容は変えることが出来ない方がほとんどだと思いますので、ご自身でカラダにかかる負担を減らす工夫が必要です。

肩こりを完全になくすことは難しくても、例えば今までマッサージや鍼などに行って施術を受けても1週間もたたないうちにまたつらくなっていたのが、2週間や1ヶ月くらいは施術を受けなくても良い状態になったら嬉しいと思いませんか?

毎日、ストレッチや運動をするのは大変かもしれませんが、座り方の意識を変えるだけで少しずつカラダに良い変化が出るはずなので、ぜひ一度試してみてください。

座り姿勢の仕方

座るまでの順序

①座る時に坐骨の前側で座面に座るようにする。
②椅子に座るときは深めに座る。
③上半身を丸めながら座るとお尻の前側で座りやすい。
④お尻が椅子の座面についたら上半身をリラックスしたまま起こします。
(この時に無理に背筋を伸ばす必要はありません。)
⑤背もたれがある場合はそのまま背もたれによりかかってもオッケーです。

イメージとしては、骨盤が後ろに倒れているのではなく立っている状態です。
しつこいですが、無理やり腰を反って骨盤を立たすのではなく、お尻の前側で座ることで自然と骨盤が立っている状態にすることが重要です。

この座り方をすることでのメリット

①背骨のカーブが理想的な状態になる。
②頭が不必要に前に出ないので肩こりになりにくい。
③猫背の状態になりにくい。
④腰に負担がかからない。
⑤呼吸がしやすくなる。
⑥横から見た時にかっこいい。

以上のようなメリットがあります。
逆を返せば、悪い姿勢でいると以上のこととは反対のことが起きるということです。