数ある鍼灸院のある中、当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
妊娠をされている方はおめでとうございます。
しかし、現在逆子と診断されている方はとても不安であるという心中お察しいたします。
帝王切開をご選択される前に、逆子の治療を受けてみようと思っていただけたらうれしく思います。


逆子(骨盤位)とは?

本来、お腹の赤ちゃん(胎児)の姿勢は骨盤に頭が入っている状態が正常とされています。それが何らかの理由により頭部が上または、横向きの状態でいることを逆子(骨盤位)といいます。

逆子になる原因

西洋医学的には逆子になる原因は不明とされています。東洋医学の考え方ではお母さんの体が冷えていたり(特に下半身)、体の極度の疲労やストレスによる腹部の緊張などが原因と考えられています。
心と体のバランスの不調によるものと考える事もできます。
本来、胎児は母親の骨盤に頭部が入った状態が心地が良いためにそのような姿勢を取りますが、お腹の下部が冷えるなど子宮の中の状態が胎児が頭部を上に向けた状態の方が安心と感じているのかもしれません。
そのため、母親の体を良い状態にしてお腹の中も本来の状態になると胎児も本来の位置に戻ります。
ゆらうみでは、お母さんの心とカラダの健康状態を良くすることを第一として治療いたします。

当院での逆子の灸の治療手順

1.問診 お腹の張りはどのような時に起こるか?睡眠時間や日頃のストレス、冷えがあるかなどをお聞きいたします。

2.触診 お腹の状態を触って確認いたします。お腹の赤ちゃんの位置も触診によって確認いたします。

3.脈疹 東洋医学的に脈をみて、体の状態を診ます。

4.手技治療 足の指、ふくらはぎ太ももの冷えを取り除くために手技で血流の改善をいたします。

5.灸治療 逆子の灸は、主に足の内くるぶしの上にある三陰交と足の小指の外側にある至陰というツボに灸をします。
体の状態によっては、足のその他のツボに鍼や灸をすることもあります。
鍼も灸もおもったよりは痛くないのでご安心ください。

6.状態の再確認 お腹の状態と脈の確認をして終了です。お体の状態によって10分〜20分ベッドの上で休憩をしていただきます。

至陰と三陰交について

<至陰の作用>
下半身の冷えを取ります。特に体の背面の冷えを取ると言われていますが、背面が温まることにより結果そのぬくもりはお腹へ伝わります。また、のぼせを緩和する働きがあります。
冷えとのぼせは別々のものではなく、頭部に集まりすぎた血液が足先の方へ下がってくることにより結果として全体の血液の循環が良くなります。そして上下のバランスを整えることになります。

<三陰交の作用>
三陰交のツボの効果は多岐にわたり、婦人科に対しての万能穴としても有名ですが、ここでは逆子に関係することとして説明します。
三陰交は下腹部と胸に作用し上下のバランスを整える働きがあります。胎児の姿勢が上下逆さまであることを考えると、上下のバランスが整うと元に戻るというのはなんとなく理解できるのではないかと思います。

逆子の灸料金

初診料はありません。
1回 6,600円(約30分)

逆子のお灸と一緒に体の施術を行う場合(腰痛や肩こりの施術)
1回 9,900円(約60分)



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