こんにちは。

鍼灸師・治療家の山﨑です。ゴルフ歴9年、週1ラウンドを続けながら平均スコア80前後でプレーしています。

腰痛に悩むゴルファーはとても多く、実際に私の治療院にも「ラウンドの後に腰が痛くなる」「練習のしすぎで腰を痛めた」という方が多く来られます。

今回は、治療家として・ゴルファーとして実践している腰痛予防とセルフケアをまとめました。

ゴルフと腰痛の関係

ゴルフのスイングは「前傾+回旋+側屈」の複合動作です。特に腰椎に大きな負担がかかるため、筋肉が硬いままスイングすると腰痛のリスクが高まります。

  • アドレス時の前傾姿勢 → 腰への静的負担
  • トップからインパクトにかけての回旋 → 椎間関節や筋膜へのストレス
  • フィニッシュでの反り腰 → 腰椎に圧縮ストレス

こうした動きが繰り返されると、慢性的な腰痛やぎっくり腰につながることもあります。痛みがどうしてもでてしまう方はスイングを見直すことも大事かもしれません。
準備運動をしっかりすることで痛みの予防ができる可能性もあるので参考になれば幸いです。

ラウンド前にやっておきたい準備運動

腰痛予防には股関節・体幹の柔軟性を高めることが最重要です。

  • 股関節まわし … 膝を曲げて足を外回し・内回し
  • 骨盤前傾・後傾運動 … 骨盤を前後に動かし腰椎を柔らかくする
  • 体幹ツイスト … クラブを肩に担ぎ、左右に軽くひねる

詳しい準備運動は、ゴルファー向けストレッチ集でも紹介しています。

腰痛改善におすすめのツボ

鍼灸師としておすすめしたいのは以下のツボです。自宅で指圧やお灸でも活用できます。

  • 腎兪(じんゆ) … 腰の中央、背骨の両脇にあるツボ。腰の血流を促す
  • 大腸兪(だいちょうゆ) … 腰の少し下にあり、腰の筋肉を緩める
  • 足三里(あしさんり) … 膝の外側下3cm、疲労回復に効果的

ツボを押すときは、息を吐きながら5秒かけて押し、ゆっくり離すのがおすすめです。

日常生活で気をつけるポイント

  • 座りすぎに注意 … デスクワークの合間に立ち上がる
  • 重い物を持つときは膝を曲げる … 腰だけで前屈しない
  • 睡眠環境を整える … マットレスが沈みすぎていないかチェック

治療院でのケアのメリット

慢性的な腰痛や繰り返すぎっくり腰は、セルフケアだけでは改善が難しいケースもあります。

  • 筋肉の深部までアプローチできる鍼治療
  • 骨盤・脊柱の動きを整える整体
  • 再発予防のための姿勢指導

定期的なケアを行うことで、ラウンド後の疲労や痛みがぐっと軽減します。

まとめ

ゴルフと腰痛は切り離せない関係ですが、適切な準備運動とケアで腰にやさしいゴルフは実現できます。

  • 股関節と体幹をしっかり動かす
  • ツボ刺激で腰の血流を促す
  • 日常生活で腰に負担をかけない

腰を大切にすれば、ゴルフも長く続けられます。ぜひ今日から取り入れてみてください。

\ 腰痛ゴルファー専門ケア /

腰痛があるとスコアもメンタルも崩れがち…。
当院では、ゴルフスイングに合わせた腰の調整・鍼灸・ストレッチ指導を行っています。


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