前骨間神経麻痺の記録です。
同じ病気にかかった方の参考になればと今一度書いてみました。

①痛みから始まる前骨間神経麻痺

2010年1月に発症しました。
最初の1ヶ月間は左肘の周辺の激痛で悩まされました。
少しでも動かすと激痛、また動かさなくても痛みはありました。
ボルタレンと座薬で痛みを耐えている状況でした。

②痛みが消失すると麻痺が起こる

1ヶ月経つと痛みは消失し、良かったと思ったところ親指と人差し指の第一関節が曲がらないことに気が付きました。
症状からネットで検索すると前骨間神経麻痺っぽいと思い、近くの整形外科を受診しました。

③整形外科の先生でも知らない人がいる

担当の先生に前骨間神経麻痺だと思うですけど・・・。
と言って診てもらうとちょっと間があり違うと思いますよ。と言われました。
なぜ、その先生が違うと言ったのかはわかりませんが、その先生の上司が大学病院で手の専門医をしているとのことだったので、そこの病院を紹介されました。

そこで、あらためて前骨間神経麻痺と診断されました。
治療法は何かあるのですか?と聞くと3ヶ月くらい様子をみて動きが無ければ手術です。
ということでした。

④治療は手術が一般的

手術も調べてみると、前骨間神経がねじれていたり、腫れていたり、何もなってなかったりする場所を切って神経を一度持ち上げて元に戻すということを知り、手術はやめようと思いました。

手術をしなくて治る方法で、自分で出来ることは鍼なので鍼で治療をしました。

⑤鍼治療も有効かも

なかなか動かない親指と人差し指にもどかしさを感じましたが、あきらめたらそこで終わりという気持ちで1週間に3,4回治療をしました。

3ヶ月くらい経つと何となく良くなっている気がしてきました。この時は気がしているだけで動きはまだありませんでした。

3ヶ月位経つと不便ではありますが、指の使い方を工夫すればなんとか左手も使えるようになっていました。

2010年5月に今のゆらうみ鍼灸接骨院を開院しましたが、その時は親指と人差指は機能していなかったので3ヶ月は間違いなく動いていません。

そこから、夏頃になると人差し指が曲がるようになっていました。曲がり始めたくらいの変化だったと思います。

鍼の治療と人差し指をなるべく回数多く動かすようにしたのを覚えています。

その1ヶ月後くらいに親指に反応が出始めました。
そこから、親指も同じように数多く動かすようにしました。動かすと言っても動かす努力をしている程度にしか動いていなかったと思います。

人差し指と親指が動き始めてから本当に少しずつ曲がる角度が大きくなっていきました。

(当院の患者様はビデオを撮っていますが、本当に少しずつの変化なので比較をしないと治っているのか判断が難しいためです。)

そこからほぼ曲がるようになったのは、2011年5月くらいだったと思います。
ほぼ、曲がるようになってはいたもの力はほとんど入っていない状態でした。力が入らないと何かをつまもうとしてもつまめません。

しかし、力が入るようになるのもゆっくりですが、徐々に入るようになりました。
7割位の力が入るようになったのは、2011年10月頃でした。

力は7割入ってもお皿を洗う時など無意識に洗っているとすべって落としたりは何度かありました。

発症から1年半かかっています。
7割くらい力が入れば基本的に生活に支障のないレベルになっていますのでほとんど気にならない状態になりました。

ただここから2、3年は重い荷物を持ったり、左腕を使いすぎたりすると前腕がだるくなったりはしていました。

その後はだるくなったりはたまにありましたが、頻度は徐々に減っていったと思います。

2020年3月現在、発症から10年経ちました。
完璧に治ったかといわれると100%ではありません。

ただし、生活での不便さもほぼありません。

以上ご参考までに書かせていただきました。